works01 中庭のある家

敷地は、緑多く閑静な住宅街にある、既に子供達は自立したご夫婦の為の住まいです。
日本古来のどっしりと安定感のある建物にする為、道路から1m近く上がった敷地の道路側半分を掘り、道路レベルから建てることで、周囲より低く見えるようにしています。また、低い部分を重く、高い部分が軽く見えるえるように、下部をコンクリートの塊、上部を軽快に見えるような深い軒の屋根で表現し、軒の陰影がある重厚感のある佇まいとしました。
建物は、周囲の視線を気にすることなく、光や風を建物内に導けるように、中庭を中心としたプランとしています。中庭には、一円玉に描かれているとされる木で、神社などで見掛ける、おがたまの木をシンボルツリーとして植えることになりました。各部屋の配置をはじめ、徒歩や車での帰宅、来客の動線も中庭を中心として計画しています。帰宅した時や各部屋の窓から、それぞれ趣の違うおがたまの木が、四季を通して目を楽しませてくれます。

深い軒のある和モダンの外観。
コンクリート部分には、杉の木目や色が転写しています。

リビング(中庭に面する窓を戸袋に収納すると、中庭と一体となる開放的な空間になります。右側の柱は、20㎝角程の太さがあります)

戸袋に入っている障子を閉めた様子。他の部屋の窓にも障子が組み込まれています。

リビング(やさしい光の入る地窓を開けると風が通り抜けます)

背面には収納量が豊富な食器棚、奥にはパントリーもあります。
テーブルは建て主が以前使用していたテーブルを削って造ったもの。
戸袋に入っている障子を閉めると和モダンに!

扉を開けると正面に中庭が見える明るい玄関です。
中庭の奥に見える階段は、2階の勝手口につながっています。

間接照明や白の大理石モザイクタイルなどを使いシンプルに設計。
毎日の入浴がホテルライクになります。

書斎から中庭を見ています。どの部屋からもシンボルツリーが見え、
四季を通して目を楽しませてくれます。

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