新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、密を減らすことが大切だと言われています。
そこで、家庭内感染の予防となる「換気」について、基本的な注意点や誤解について、少しお話をしたいと思います。

換気扇などで換気を行う場合、室内に入る空気(給気)がないと、空気が外に出にくくなります。
その為、給気口が閉じていないか、物で塞がれていないかを確認することが大切です。
築17年以内の家であれば、換気方法にもよりますが、各部屋の壁や天井に給気口が付いていることが多いので確認してください。
それ以前の家でも、キッチンの近くには付いている事が多いです。

また、誤解が多いのは、家庭用のエアコンです。
家庭用のエアコンは、空気を循環させているだけなので、換気は行われません。
室外機にあるファンから、室内の空気を出しているように思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、放出しているのは、空気ではなく熱です。
エアコンをつけていれば換気されていると誤解しないように注意して下さい。

やはり一番は、定期的に窓を開け、換気を行うことです。
できれば2方向の窓を同時に開けると効果的です。
冷暖房効率は悪くなりますが、予防対策をして、この時期を乗り切りましょう!

ご参考までに。